植物を植える

2004年11月7日 日常
とーとつな始まり方だが、私の家は山に囲まれている。
「横浜」と聞くと港や海をイメージする人が多いだろうが、内陸部はまだまだ畑もあるのどかなところが広がっているのだ。
私のすんでいるところもだいたいそんな感じである。春には裏山の大きな桜の木が花を咲かせ、桜吹雪が舞い、夏にはやかましいと思えるほどのセミの大合唱、秋には鈴虫がこれまたやかましいほどに鳴き、冬には辺り一面真っ白な雪景色・・・というようなところである。(雪が積もるほど降ったのは5年くらい前が最後だが・・・)
しかし、そんな私の住むところでもとうとう開発がはじまることとなってしまった。まわりの山のほとんどの木は切られ、整備され、住宅地になるというのだ。今まで当たり前のように感じていた高い木のそびえる山の風景も、過去のものになろうとしている。前述の裏山の大きな桜の木も切られるそうだ・・・。
私は最後の思い出作りにと、裏山の遊歩道を散歩することにした。ここももうすぐ舗装されることだろう・・・。
その帰り、私は遊歩道の途中で何かの植物が芽を出しているのを見つけた。(後でわかったのだが、その植物はどんぐりをつけるシイの木だったらしい)
私は、一旦家に帰ってスコップと洗面器を持ってその場所へと向かった。そして、スコップでその植物とまわりの土を洗面器に入れて持って帰った。それを持ち帰る途中、家の裏の山で左右の双葉が違う形をしている面白い植物も見つけたので、それも一緒に持って帰った。
私はそれを、植木蜂に植え替えた。「遊歩道が舗装されて育てなくなってしまってはかわいそう・・・」と思ったからだ。後で見つけた植物も、裏の山も崩されることになっているので同じ理由で持って帰った。
植物を育てるのは、小学5年の時にやった稲以来実に4年ぶりだが、是非大きく育って欲しい。私は飽きっぽいので苦にならないよう1週間くらいごとのペースで観察日記をつけていこうと思う。そのページURLはhttp://ippeipage.hp.infoseek.co.jp/kikaku3.htmlなので興味のある方は是非。

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